お知らせ
あけましておめでとうございます
2025.1.6
2024年、コープ自然派おおさかの組合員数は6万人を超え、私たちが目指す「暮らしやすい社会」の実現に向け、希望がますます広がる一年となりました。
第8次中期計画のビジョン策定に向けて、組合員の皆さんが意見を出し合い、夢を語り合う場が持たれ、大変活気に満ちたものとなりました。その中で、改めて組合員の皆さんの力強さを実感しています。
一方で、2024年は能登半島地震やその後の豪雨災害が相次ぎ、必要な支援が十分に届かない現状を痛感する年でもありました。その中で、私たちの生協では「子ども笑顔基金」の取り組みとして、ひとり親世帯へのお米の支援を開始しました。組合員同士の助け合いの力を生かし、地域社会に貢献する活動をさらに広げていきたいと考えています。
また、昨年はエネルギー政策の中で原子力発電の利用が進められるなど、私たちの食の安全や暮らしやすい環境が脅かされる状況もありました。こうした時代だからこそ、私たちの揺るがない理念を大切にし、「おかしい」と思うことには声を上げ、対話を通じて同じ想いを持つ人々と柔軟に繋がっていくことが大切だと感じています。
さらに、昨年は日本原水爆被害者団体協議会の平和を願う活動が世界で称賛を受けました。これまで積み重ねてきた平和への取り組みを引き継ぎ、一人ひとりが不断の努力を続けることの重要性を改めて感じています。
また、2024年は国内外で選挙が行われましたが、日本の投票率の低さは現状の課題を浮き彫りにしました。情報を見極める力を養い、2025年の選挙では「投票」という権利を通じてしっかりと意思を示していきましょう。
2025年は、いよいよ第8次中期計画がスタートします。組合員の皆さんの暮らしに寄り添いながら、共に楽しく夢を実現する一年にしていきましょう。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年 元旦 生活協同組合コープ自然派おおさか 理事長 上野恵美