7/10 親子で楽しもう！～紀の川市の田んぼで小さな生き物探しをしよう2022～

【報告】主催：理事会（和歌山エリア）　

３年ぶりとなる田んぼの生き物探しのイベントは、紀の川市の片山農園の田んぼで行いました。たくさんのお申し込みがあり、抽選の結果選ばれた10組の親子が早朝から集まりました。子ども達は帽子に水筒、網とバケツや虫かごを持ち、ワクワクした表情で準備万端です！講師の片山さんから、田んぼの説明を聞き、さっそく生き物探し開始。朝まで雨が降っていたため、水が多く濁っていて一見すると生き物があまり見えず、「タニシばっかりや」と言う声も。
講師の有本先生が「色々いてるから水の中に網入れてごらん」と声をかけて、子ども達の生き物探しをサポートしてくれました。そのうちに「カブトエビいっぱいいてるで」、「ぼくは虫採りしてる」等、夢中になって生き物を集める子どもたち。紀の川市の生涯学習センターに移動し、有本先生と一緒に何がいるのか調べました。珍しい生き物があると、みんなでそこに集まってのぞいてみたり、生き物をスケッチしたり、子どもも大人も興味津々で楽しみました。
無農薬の田んぼには、生き物がいっぱい。田んぼの生き物を求めて、いろんな鳥達が餌を採りに来ている様子も観察されました。以下は、当日みつけた生き物たちです。
【カブトエビ、ホウネンエビ、カイエビ、ヌマエビ、イシビル、スクミリンゴガイヒメタニシ）、マシジミ、カワニナ、アメリカザリガニ、ゲンゴロウ、ゲンゴロウの幼虫、ヌマガエル、二ホンアマガエル、ショウリョウバッタ幼虫、エンマコオロギの幼虫、ウスバキトンボ、シオカラトンボ、コシアキトンボ　等】