組合員活動報告
12/6 美味しいお茶ができるまで~美味しいお茶の頂き方 お茶に合うお茶菓子付き♪
2023.3.21
[報告] おおさか南ブロック
おおさか南ブロック久々の対面での生産者勉強会でした。西製茶所の西龍介さんにお茶の生産の工程をお茶畑の一年の様子と共に見せて頂きました。鳥の鳴き声がとても心地よく聞こえる環境で、家族皆さんで協力して愛情深く育ててらっしゃる様子を窺うことができました。
ネオニコチノイドを使用せず、冬は雪の重さで木が折れてしまうこともあるので、厚く積もった雪を落とし、霜に気を付け、葉を食べる害虫対策も欠かせません。枝を切っても、切っても出てくる害虫対策には何より土づくりが大切だとおっしゃいました。お茶畑は7~8年で成園になります。緑茶も紅茶も同じ茶葉から作られます。
長い時間をかけて作られたそのお茶を淹れるワークショップのあと、西さんがデモンストレーションで紅茶も含め色々なお茶を淹れて下さいました。多彩なお茶菓子と共にお茶を楽しみました。皆さんからの質問にも丁寧にお答え頂き、癒しと学びの勉強会は幕を閉じました
美味しい淹れ方は、基本的に決まりはありませんが、より美味しく頂くなら、煎茶:1人2g。7~80度のお湯が香りの出るのに最適です。
温度は器に1つ移すごとに10度下がるので、急須やお湯飲みに移したお湯を入れて30秒から1分待ちます。優しい香りと風味をお楽しみください。
二煎目からは待たずに飲めます。カフェインがご心配の方はほうじ茶がおすすめです。緑茶もお湯の温度を80度程にして、回し注ぎせずに一煎目をお飲みください。最後に開封したお茶の葉はお茶筒に入れるか、きちんと密封して冷暗所に保存してください。冷蔵庫に入れると結露が付きます。長期保管する時は密閉して冷凍庫で保管し、使う時は一日かけて常温に戻してください。そうすると結露が出ません。
そして茶殻は消臭剤として最後まで使い切って下さい。緑茶は癒しの効果があります。子どもの頃から日本茶を飲んでいると飲む習慣がつきます。皆さんも日本茶でほっこりしませんか。
<参加者の声>一部抜粋
・ベルガモットの実をはじめて見て、触りました。傷をつけると香りが高い!オレンジの香りの奥にたしかにベルガモットの香りがしました。
・ベルガモットまで、国産・自家製のアールグレイがいただけるとは感激です。
・日本茶、紅茶の淹れ方、特に湯温によって甘み・苦み・香りが移動することを知り、参考になりました。
・チラシを見ているだけではわからないけど、説明をして頂いて、試飲もさせて頂け、自分の好みもわかり、淹れる時も相手の好みに合わせられそうだと思った。
・生産者ご本人から貴重な写真やお話が聴け、お茶を飲むのも選ぶのも更に楽しくなりました。
・お茶の種類や淹れ方、保存方法など、いろいろお聴きすることができて良かった。これからも安全な無農薬のお茶を頂きたいと思いました。
・美味しくいただくコツを学べました。正解はなく、シーンや好みに合わせていろいろな楽しみ方があることがわかりました。
・知っているようで知らないお茶のお話、面白かったです
・国産ベルガモット、初めて見ました。アールグレイが企画させるのが楽しみです。