組合員活動報告
7/1 自然派シネマ小さな上映会@からふる ①「タシちゃんと僧侶」 ②「ヴァンダナ・シヴァのいのちの種を抱きしめて」
2023.8.28
[報告] 自然派シネマ
①「タシちゃんと僧侶」 (2021年/インド・39分) ダライ・ラマ14世の教えを学んだ、チベット僧侶ロブサン・プントソック。ヒマラヤ山脈の麓で愛と思いやりを学ぶ孤児院を開き、85人の”父”になった感動のドキュメンタリー。 孤児を預かることは、親になる決断。その子の命を救うこと。 母を亡くし、アルコール依存症の父に追い出されたタシちゃん。最初は新しい環境に馴染めないが、暖かく見守り育ててくれる大人と、周りの子供たちとの関わりの中で、少しずつ変化が訪れる。 「年々この孤児院で生活する子どもは増えているが、皆に共通しているのは見捨てられたか不必要とされたことです」ロブサンの言葉が胸に刺さる。厳しい現実のなかでも、どんな境遇でも子どもたちがたくましい。世界のどこかで子どもの明るい未来のために、地道に活動を続ける人がいるのだと、勇気づけられる映画だった。 |
<参加者の声>一部抜粋
- 自然豊かな山のなかで素晴らしいです。こどもを預かるのは、なかなか大変なことだなと感じました。できることではないですね。
- さまざまな感情が湧いて心が揺さぶられる映像でした。 子ども達の生命力のすごさも、自然のパワーと通じるものを感じられて感動しました♪
- 興味深かったです。あまりみたことのない種類でしたので、おもしろかったです。
②「ヴァンダナ・シヴァのいのちの種を抱きしめて」(2014年/日本・58分) 種は生命の源であり、種の自由なくして人間の自由もありえない。 効率的な食物の製造・流通システムは、「効率」が社会や人の人生をより良いものにさせる錯覚を起こさせている。ヴァンダナは、今世界に起こりつつある価値の大転換―お金を中心とする世界観から、いのちを中心とする世界観へ―を代表する思想家だ。科学者として、活動家として、彼女の語る言葉は、とても力強く心に響く。ガンジーの思想・自由・フェミニズムとのかかわりの中でエコロジー。地道にできることを丁寧に。幸せに生きるヒントがみつかるすばらしい映画だった |
<参加者の声>一部抜粋
- おもしろかったです。 種子問題を考えたことがなかったので、勉強になりました。
- パワーをすごく感じました。くさらず、小さな所からやってこーと、思いました♪