組合員活動報告

12/11 自然派シネマ ちいさな上映会@からふる 「ガザ 素顔の日常」

[報告] 自然派シネマ

ガザの気候は温暖で、若者たちはサーフィンに興じ、ビーチには老若男女が訪れる。個性豊かな人々が確かにそこにいる。しかし、そこはイスラエルによって壁で取り囲まれ、物資や人の移動も制限する封鎖政策は2017年以降、ずっと続けられている。2014年と2018年の戦争では、多数の学校、病院、家屋、発電所などが破壊され、多くの命も失われた。2019年製作のこのドキュメンタリーを観て、今、テレビから流れている映像が、もうずいぶん前からの現実であったことを再認識。決して今に始まったのではない。終盤の救助隊員の方の言葉、「パレスチナ以外の全ての人に怒りを感じる…」は、私たちに向けられた、傍観者であることへの非難。

今回の攻撃を機に、全国で自主上映会が開催され、多くの人が関心を持ち、知り始めています。まずは知ることから。

参加者の声

  • 深刻な現実を映像でみると、ショックな内容ですが改めて、歴史を振り返るきっかけになりました。ありがとうございます。
  • 今のガザの様子がどうなっているのか、4年前の日常から計り知れないのだろうと思いました。政府の指導者たちの和平努力に日本が何も出せていないことも恥ずかしい。
  • 企画をしていただきありがとうございました。最後の救急隊員の最後のことば、パレスチナ人以外の全ての人に怒りを覚えます。パレスチナに自由をのために何ができるか、できることからやっていきたいです。