組合員活動報告

【報告】道長さん企画第二弾〜発酵の世界と暮らし方〜

■ビジョンたべる

昔ながらの製法で作られている本物のお漬物は、なかなか買うことができなくなりました。

以前は農家さんが余った野菜を漬物にして販売していましたが、営業許可が必要になったため漬物の生産者が減り、道の駅などから添加物なしの漬物が消えつつあります。

漬物をスーパーなどで売るためには、春夏秋冬いつ食べても同じ味にしないとクレームが来ることがあるそうです。

発酵食品は、日によっても味が変わります。同じ畑で育った野菜や小麦でも、毎年全く同じ味というわけではありません。自然な食べ物の道理がわかると、工場で作られるような、添加物を入れて一定の味に仕上げる食べ物に対して、違和感を覚えました。道長さんの「発酵やレシピに、正解はないよ!」「だから面白いんだ!」と言う言葉に、発酵食品がある毎日の食卓を楽しんでおられる様子が、とっても伝わってきました。


昔はぬか漬けや梅干し、味噌などは各家庭で作られていて、どうしたらもっと美味しくなるか?などを教えあい、近所の方たちのコミュニケーションが取れていたそうです。どの野菜や調味料を使って、どうやって作ったか知ることで、もっと食を楽しめるよ、と教えてもらいました。現代は、誰がどうやって何を使って作ったかがわからないものを、安さや口当たりだけで選んで、当たり前のように食べていることが多いです。道長さんは「体に悪いから〇〇を食べないで」という言い方はされず、「どこから来た野菜をどうやって調理したかを知って、楽しんで食べよう!」という言葉が、すっと心に入ってきました。


お話の後は、道長流ヤンニョムの作り方をデモンストレーションしていただきました!
家にあるもの、身近に手に入るもので簡単にサッと自分好みの味にできるので、参加者から「キムチのハードルが下がりました」「早速作ってみます」の声がたくさんあがりました! 

「たとえ失敗しても大丈夫、面倒くさくない方法で取り入れよう!」の声かけにホッとした方も♪

野菜は地産地消で農薬は使わず、調味料は顔を合わせて製造現場をしっかり見た上で使われている道長さん。

1代目のお父様から引き継ぎ、柔らかな物腰のお人柄と楽しんで取り組まれてる様子に、ますます道長さんの大ファンになりました!

【参加者の声】※一部抜粋
道長さんの人柄がとってもステキだなあと思いながら、お話、聞かせて頂きました。ぬか漬けを何度か失敗しているのですが、1日で食べれる量を漬けるを意識して、又、トライします!