組合員活動報告
2/25 映画「SEED」上映会と自然派のスイーツでお茶会も。
[報告] 免疫力自然派club
映画「SEED」は・・。
映画では、代々引き継がれてきた在来の種を愛おしく手にする世界各地の人たちが描かれていた。ホピ族は「種は私の子供」とも。けれど多種多様な種子はどんどんと消えていってる。
種が20世紀になってから、94%の種子がなくなり、一体何が起こっているのか?種に特許が付けられるようになった。大地が生み出した自然の種に特許とは?それは遺伝子組み換えの技術を施された種だった。
種を愛する人たちにとって、いや私達人類にも悪夢の始まりが・・。
化学薬品メーカーだったモンサント社が開発した遺伝子組み換え(GMO)
GMOの作物の種が風で飛ばされて隣の畑で育った。
すると、モンサント社はGMOの種を盗んだと言いがかり、隣の畑の持ち主に訴訟をして裁判に勝った。負けた持ち主は、賠償金のために自分の農場を売らざるをえなくなり結局仕事を追われてしまった。
又、インドでもモンサントの遺伝子組み換え種子で、悲劇を拡大させていた。
従来の在来種から害虫に強く大収穫が期待できると言われた遺伝子組み換え種子に切り替えたが、数年の間だけ収穫できただけで、長くは続かず、結局不作が続いた。
おまけに高額な遺伝子組み換え種子を借金をして買ったので、それを返済することに苦しんだ農業者の多くが自殺をした。27万人も。
ハワイでは、ダウ・ケミカルという化学薬品会社が、農薬を大量に撒いたことで近くの学校の子供達が体調を崩してたり、その地を出ていかなければならい住人も出てきた。
こんなことが世界中で起きたことで、デモや訴訟が盛んになり、結局遺伝子組み換えの種は、ダンダンと信頼度を落として来ている。
そして、在来種を復活するインドの人たち。再び有機農法に。種子と向き合う時が来た。最後は希望を感じる終わり方だった。2016年作。
現在、遺伝子組み換え技術が、このような問題を起こして来たことで、世界的にも疑問の輪が広がっているが、今度はゲノム編集作物を作ったり、又、2122人死亡したコロナワクチンに使われたmRNAも、大手の食品
会社が、トマトや野菜に使うという情報も出て来ている。
これからもモンサントなどのグローバルな企業たちは、自分たちの儲けのために、新たな技術で、ドンドンと私たちの種や食べ物に手を入れてくるだろう。けれど、私たちの食べ物を生み出す種は、私たち自身で守り育てるぐらいの思いが必要なんだなと思わせられた。
ちなみに私たち免疫力自然派clubのメンバーのほとんどが、自然農に関わっていて、今回の映画を見て更にその思いがそれぞれに深まったと思う。
<参加者の声> ※一部抜粋
- モンサントが種を独占し遺伝子組み換えをして種を販売し巨額の富を得、農民が苦しめられていく、胸が痛くなります。昔からの種を大切にしていくこと、大事ですね。
- 世の中では遺伝子組み換えやコロナワクチン等人体に危険を及ぼす様々なものが出回っています。今回のイベントで明らかな事実が発覚しました。全て繋がっているということが。
- 最近の種苗法、種子法について気になっていたため参加させて頂きました。「種を制するものは世界を制することができる」という話を聞いていたのでこの映画をみたいと思いました。映画をみて、種を取り巻く状況が日本だけではなく世界中でも起こっているのだと思いました。
- とても良い映画でした。ありがとうございました。この映画をもっと多くの人に観てもらいたいです。学校とかでも上映して欲しいですね。日本の品種なのに種袋の裏を見たら外国名が入っているのでおかしいなと気づいて種をことをもっと知りたいと思って今回参加させて頂きました。
- SEED参加できてよかったです。食、生命、自然、歴史、色んなことを考えさせてもらいました。これからですね。真実を知ることは大切なことだと思いました。
- これから有機農法をしていこうと考えているので、このことを知ることが出来て良かったです。