組合員活動報告
3/2「めんどくさい」は幸せへの近道 映画『弁当の日』(2021年/日本 /97分) 上映会
2024.4.22
[報告] 自然派シネマ(和歌山)
子どもが作る“弁当の日”、それは2001年、香川県にある滝宮小学校から始まった取り組みでした。
子ども自身が弁当を作ること。献立から片付けまで、やるのは子ども自身。親は決して手伝わないことがルールです。作る側になることで、子どもは自分が主人公になり、生きる力が育まれます。作る側の気持ちもわかるようになります。そんな“弁当の日”の取り組みに共感した大人たちにより、取り組みは各地の中学校や高校、大学へと広がっていきます。
作ることの楽しさ、自分が作ったものを食べてもらうことの喜びや食べる人を想って作る優しさ・・子どもたちが本来持っている力が引き出される姿に胸を打たれると同時に、子どもを信じて任せることの大切さも感じ、子どもへの関わり方を考えさせられました。「変えるべきは子どもではなく、子どもを取り巻く環境」という言葉が印象に残りました。
上映後のシェアタイムでは、「良い映画だった~」という声が多く聞かれ、参加者の心を温かくしたことがわかりました。
<参加者の声> (一部抜粋)
- 考えるいいきっかけになりました。子どもたちが、観たあとに、今夜チャーハンつくりたいなどと心に変化が見えました。食を通して子育てを楽しみたいとも思いました。ありがとうございました。
- 非常に勉強になりました。今の学校現場はなんだか規則を守ることが一番になっていて堅苦しいです。すばらしい映画でした。
- 今回の映画は今まで以上によく泣いて感動ものでした。気が付けば周りの方も泣いている方がたくさんいました。もっともっとたくさんの人にまたみてほしいと思います。
- いろんなメッセージをうけとりました。食の大切さ、伝えていける一人になりたいです。(子ども、家族、友人など)素敵な上映をありがとうございました。
- 心を揺さぶられる映画になりました。お弁当作り何か始めたいと思うきっかけになりました。2歳の娘と少しずつ、台所育児始めたいです。
- 今日はすてきな映画をありがとうございます。食の大切さをまたあらためて感じました。今、食に関する仕事をしていますが、その大切さを幼、小、中、高、大、どこでもいいので子どもたちに伝えたいと一つの夢が出来ました。ありがとうございます。また、素敵な映画があればご紹介ください。
- とても良い映画で感動でした。心に残る言葉がたくさんあり、また観たいと思いました。ありがとうございました。
- 今日、「弁当の日」のえい画をみてかんじたことは、「わたしも、あのこたちみたいに自分で上手に作れるようになろう」と思いました。(小3)
- 自炊塾のところは、若い学生に教えていく方法の発想がすごかった。「弁当の日」という言葉を全国に広めて欲しいと思った。またあったら参加します。(小5)