組合員活動報告
2021/11/20 「都市を耕す~エディブル・シティ~」上映会
2021.11.23
■自然派シネマ
舞台はサンフランシスコ、バークレー、オークランドの三都市。経済格差が広がる都市部。スーパーに並ぶのは、質の悪い加工品ばかりです。「空き地で食べ物を作れるんじゃない?」そんな思いつきを行動に移し、空き地で野菜作り、手伝う人々が増えていきます。自分達で耕し、種を蒔き、収穫し、いただく。「食」を経済から切り離し、地域で食べ物を作る。
都市に生き、都市でできることは何かを考え、地道な活動を通し、地域が変わり、子どもたちが食に興味を持ち、変化していくのを感じられる素敵な映画でした。映画鑑賞後、最近農業に興味を持ち始めた方、経験者、知識の豊富な方々からお話を聞け、視野の広がるシェア会となりました。
参加者の声
・よかったです。消費者・生産者と別れるのではなく、生産者でもあり消費者でもあるのが一番と思っています。今のこどもたちは野菜やくだものはスーパーにあるものと思っているのではないでしょうか?目の前で作られているのをみたり自分でも作ることをすればたべもののことをもっと知っていけるのではと思います。最近読んだ本に食料問題を解決するのに市民農場が重要と書かれていたのを思い出しました。
・都市部で農業や菜園をする事への意味を再確認することができました。もっとたくさんの人たちとふれあい、同じ思いの人を増やしていき、政治に興味を持ってもらわないと!と思います。観たい映画だったのでありがとうございました。
・この頃、置き場を庭園にして野菜や花やミツバチを育てることをしている話を聞きますが、そのくらいのことかと思いながら来ましたが、もっと深い内容で見入りました。現代に沿った新しい生協運動のような気がしました。社会運動にしていくことの大切さや、うねりを感じました。何よりアメリカの多様性に感じ入りました。
・いい映画を観ることができ嬉しいです。おおさかにも食べることがむずかしい人や生活保護受給者がたくさんいます。サンフランシスコのこれらの取りくみに学び大阪でも展開できたらすばらしい。どうしたらできるのだろう?何回もみて学びたい映画でした。
・農業に興味があり、実際、土地を借りて耕しています。食の大事さ、特に野菜の摂取は人間の体を維持していくうえで欠かせません。スーパー等に並んでいる加工食品は食品添加物まみれです。それを口にしないわけにはいかない現在。うさぎを肉にする場面には考えさせられました。
・“食べる”ことが人生の中心な私です。同じ考えの人たちがスクリーンの中にいてうれしかった。今の私には何ができるのか?あらためて考える機会となった。
・熱量がスゴい。文字量が熱い。農園=コミュニティ ヒスパニックは有機に詳しい。自然と共生する農業。農業は治安にも一役買う。問題解決は都会から。ヒントがいっぱいでした。おおさかの街なかでも出来へんかな~
・土日に企画していただけると助かります。
・農でオキュパイ、楽しそう
・食の問題は都市にこそある。問題は多岐にわたるが、食料システムが変わらなければいけないですね。そのためにも政治に参加。無関心ではいけない。声をあげて動こうということなんでしょうね。静かな集団自殺というのは、なんともうまくいったものだなと思いました。