組合員活動報告
2021/12/7 ちいさな上映会@からふる「おクジラさま」
2021.12.9
■自然派シネマ
和歌山県大地町はイルカの追い込み漁を糾弾した映画が注目された事で世界的論争に巻き込まれた。佐々木監督の映画は一方的な価値観やメッセージを押し付ける事なく中立的な視点で描かれています。
捕鯨を守りたい日本人、それを許さない外国人― という単純な図式ではなく、多種多様な意見をカメラは捉えていきます。長期間にわたって大地町に滞在し、多くの人達の声を聞き続けた監督の冷静な視線。それでいて、人間に対する深い愛情を感じました。
捕鯨に限らず、意見が対立することは、日常生活でも良くあることです。お互いを尊重し、耳を傾け、愛情を持って気長に見守ることの大切さ。色々な方に見ていただきたい、素晴らしい映画でした。
参加者の声
・毎回参加したいと思いながら、仕事とタイミングが合わず、今日は参加できてよかったです。からふるのぬりかべを息子と来て以来です。来れてよかったです。映画はとてもいい、深い考えさせられる映画でした。本を探してみようと思いました。
・シーシェパードの活動家やらと共に活動する方たちをみていて不愉快でした。いろんな人が出てきて、特に右翼が出てきて怪しげだった。日本の捕鯨の事実実態をしらなくて将来はどうなるのか考えさせられました。
・アメリカは他の文化に理解を示すべきだと思う。日本は地震の声を正しくかつ戦略的に伝える術を身に着けるべきだと思う。
・正義をぶつけ合っても答えがでないと感じました。イルカはだめで牛はいいのか?イルカの水銀はだめで、牛のホルモン剤はいいのか?イルカだけをフォーカスさせられ違うことをみないようにさせられてるのかな?って感じました。