組合員活動報告
2022/2/3 ちいさな上映会@からふる「タシちゃんと僧侶」
2022.2.7
■自然派シネマ
アメリカでチベット仏教を伝導していた僧侶ロブサン・プントソックは、8年前に故郷であるこの地で孤児院を開く。84人の子どもたちが生活しているところに新しく加わったのは5歳の女の子・タシ。母を亡くし、アルコール依存症の父に追い出されたタシは新しい環境に順応できるのか・・・というドキュメンタリー。
映画の冒頭で、ロブサンは「年々この孤児院で生活する子どもは増えているが、皆に共通しているのは見捨てられたか不必要とされたことです」という厳しい言葉を子どもたちに言い聞かせます。包み隠さず、本人たちの置かれている状況を知った上で、強く優しく、その境遇に負けずに甘えずに生きていって欲しい、という願いと覚悟がひしひしと感じ取れました。厳しい現実だけでなく、輝いている子どもたちの笑顔ややりとりに、ほっとさせられた映画でした。
参加者の声
・映画のテーマにひかれて参加しました。いろいろなことを考えさせられたドキュメンタリーでとてもよかったです。フリートークでもお話を色々聞けて楽しかったです。
・本日は機会をありがとうございました。今の自分にひっかかるテーマの映画にうつりました。「心の豊かさ」がテーマです。お金があるけど心が豊かではない人がたくさん日本にはいるなとあらためて思いました。
・興味のある分野の話だったので子どもたちの笑顔にいやされつつも、いろんな現実、覚悟、役割をあらためて突き付けられました。この時期にみることができてよかったです。わたし自身は子育て中、子どもと関わる仕事をした目線での感想をもちましたが、子育てをある程度終えた参加者の方など、自分と違う立場や生活環境におられる方とのシェア会、お話を聞けるのはいつも貴重です。いろんな視点をもって柔軟に日々を過ごせたらとあらためて思いました、